月曜日, 2月 26
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生活の質を指すQOLとそれに関わるADLとは

介護の仕事では、QOLまたはADLという言葉がよく使われます。
どちらも介護が必要な方が、快適な生活を送るための不可欠な要素を指す言葉です。
QOLとはQuality of Lifeを略した言葉で、生活の質という意味です。
生活の質は、人が自分の人生に満足し、幸福と感じているかを評価する指標になります。
心身の健康、経済力、社会とのつながりなど多くの要素から成り立っています。

介護職の目標は、介護やコミュニケーションなどの支援を通じて高齢者のQOLの向上を実現させることが目標となります。
つまり、少しでも幸せになれるようにお手伝いをするのが介護職の役割なのです。
そのためには、利用者の尊厳を守り、気持ちを尊重し、自立した生活が送れるような環境を整える支援が必要です。

これに対して、ADLはActivities of Daily Livingを略した言葉で、日常生活動作という意味があります。
主に食事や入浴、トイレ、着替えなど、日常生活に不可欠な動作です。
介護施設では、高齢者の身体機能や日常生活の動作レベルを評価する指標としても活用しています。
ADLの向上は、高齢者が自立した生活を送るための能力を向上させることを意味します。
介護職では、利用者が一人ではできない日常生活動作を介助して、快適な生活を送れるよう支援しますが、過剰な介助はADLの低下につながるので注意が必要です。
日常生活での自立度が高くなれば、生活の質も向上します。
利用者のADLを向上させることが、QOL向上につながります。